Heart&Hand

楽しく、焦らず、ありのままに。

違いをいとおしむこと

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人との関わりで傷ついた心を慰め励まし勇気をくれるのも人との関わり。今日の3good 。ある動画に考えさせられる。まずは自分とあらためて思う。猫たちにも癒しをもらう

頑張る人にいつも励まされる。
けれど、ちょっと無理しすぎじゃない?とか、何か別の方法があるんじゃない?とか、時に考え込んでしまう時がある。
それはその対象である人が(私には)弱ってみえると認識した時に発動することが多い気がする。
他者の問題を自分の問題にすり替えてしまう瞬間。
その支配的な自分は「幼児的万能感」からきている。

幼児的万能感とは
自分はなんでもできる。
何にでもなれる。
そんな感覚。

希望や願いや夢は心に喜びを運ぶものではあるけれど、それは魔法のようにパッと叶ったり、待っていたら誰が目の前に用意してくれるものではない。
…と、成長していくにつれ、だんだん理解して大人になる。
「そんな事はわかってる!」と大人の私は思うが、この幼児的万能感を持つ私も今なお存在していることは間違いない。
しかも今はそれが自分にではなく、他者に向くのがパターン。
人を変えたいと思うことも、なんでも自分のせいだと考えることも、「なんでもできる私は人の思考や反応もコントロールできる」と思っている幼児的万能感があるからこそだ。

皆自分のことは自分が選択している。
葛藤に苦しみながらも自分なりのやり方で。
それは特別なことではなく皆におこること。
自分自身にも日々起こっていること。


今日、頑張る人が選択したものを見る機会があった。
私にはその人は傷つき疲れボロボロで無理をしているように見えていた。

それでいいの?大丈夫?とザワザワする心の中の私を「よしよし」となだめた。
その傷は私のものではないし、誰かに治してもらうものでもないよ。
無理とか大丈夫とか決めつけてはいけない。
…そんな事を考えながら。
そして画面の向こうのその人に「私も頑張る。」と呟いた。