Heart&Hand

楽しく、焦らず、ありのままに。

チラシの裏的な感想文

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星野源さんのライブへ行った。
初ボッチ参戦。
でも、おばさん楽しんできたよ。
前回のライブよりもたくさんジャンプして、踊って、手拍子してきた。
息切れした。
あー楽しかった。

座席番号がわかった時に、「あれ?結構良い席?」とドキドキして、会場で実際席を探して絶句。
ステージを作るためなのか、前の席がほぼ10列撤去されてた。
…もう近すぎでビビる。

周辺の席の人達も嬉しい悲鳴を上げていた。
そうだよね。こんな近いと思ってなかったもんね。嬉しいよね。
でもワシ嬉しいより、どうしようのほうが勝ってるよ。ヤバイよ。

なので開演直前に深呼吸して、自分に暗示をかけた。
「私はごちゃごちや考えずにこの場をそのままに楽しむことができます。」と。

両隣の方々もひとり参戦だったことでもかなり気が楽になった。
なので、ライブ始まったらもうそのまんまに楽しく過ごせた。

私は理屈っぽくてめんどくせえヤツなので、暗示にはかかりにくいんじゃないかなぁと、ずっとなんとなく思っていた。
緊張マンだしね。
でも、近頃は頻繁にめちゃ素直な自分に遭遇している。
嬉しい。


弾き語りの時、源さんがこんな感じの話をした。

集中して記憶が飛ぶことがあるが、
その時はエゴがなくなる。
エゴってのは自分が人からどう思われているのかとかそんなこと。
それを気にしなくなる。
それはとても楽しい。

その話をその時は「へー。」と聞いていた。
が、
うん。その気持ち、まさにその場で実感してたよ私。
嬉しいなぁ。

弾き語りの中の一曲『フィルム』は前向きな歌を作りたいと思って作った最初のものだそうだ。
いろんな辛いことはそのままあり続けても、楽しいとか嬉しいも必ずあるし、楽しいとか嬉しいとかそんな自分の景色は自分が創り出していくんだっていう強い決意のうた。と、私は思っている。

そうそう、そういえば今回も客席側からの声がけ少なくて嬉しかった。
動と静。
それがとても心地よかった。
あ、だから動の時は全力で全員でってことだったのかな。
源さん、前のライブでは、「立てる人、立ちたい人は、どうぞ」的な言い方だったけと、今回「さあみんな立とう」になってた。
私はみんなで一緒にとか同じ動きを全員でとか苦手で、だからライブなんてとんでもないとずっと思っていたけど、そんなことしなくてもその場を共有し、楽しみ、感動することができることを源さんのライブで知ったが、
『恋』の時の周りが恋ダンスだらけだった様子を見て、この場で踊ることを楽しみに来ている人たちがこんなにたくさんいるんだなぁ、だから「基本、自由に楽しく」の、進化系なんだなこれ。と、思った。
そして踊れないから脳内で踊っておいた。
でも、それで十分楽しかったし、もちろん足並み揃えないことをダメとするようなことは何もなかった。
こういうところもとても嬉しい。


「絶対」はない。
常に変わり続けてるんだって最近は思うことがとても多い。
そしてそれは決して悪いことではないと考えていたが、「変わる」って言葉は適切じゃないかもなぁ。
歳を重ねて自分の歩んだ時間が増える。
選択肢が増えていろんな見方、考え方、感じ方ができる。
視野が広くなっていくことは、
変わるんじゃなく、増えるとか広がるんだな。

今までの自分はそのままに新しい自分、いや知らなかった自分を見つけていく。
(あー前日の講座つながりのキーワードだ。)

「今一緒にいるこの人達と同じように会うことはもう一生ないよ。
だから歌おう、踊ろう、今を楽しもう。」

そう源さんは言ってたように思う。

あ、『SUN』でも
闇も光も全て自分の思い通りだと。
どっちを選ぶかは自分。
でも人はいつかおしまいの時がくる。
だから今を踊ろうといってるな。

過去や未来ではなく今を生きようって。

様々な人との出会いは奇跡みたいなものだから。
けど、そういった奇跡がつながって今の自分、これからの自分を作っていく。

それはきっと一つ一つの積み重ねの結果。

…そんな事を考えた。